痛くて歩けない…そんな時にできる応急ケア
「靴を履くたびにズキッとする」
「爪の端が肉に食い込んで、夜も気になる」
そんな巻き爪の痛み、我慢していませんか?
今日は、**今すぐできる“応急ケア”**をお伝えします。
あくまで“痛みを和らげるための一時的な対処法”ですが、正しく行うことで化を防げます。
1. 靴を脱いで、指を解放する
まず最初にしてほしいのは、靴と靴下を脱いで圧迫をやめること。
巻き爪の痛みは、多くの場合「圧迫」が原因です。
室内では裸足か、ゆるめのスリッパで指先に空間をつくってあげましょう。
👉ポイント:
- つま先が細い靴・硬い靴はNG
- 家の中では、つま先が広いサンダルを
2. 指先をぬるま湯で温める

ぬるま湯(37〜39℃)に5〜10分ほど足をつけることで、
血行が促され、痛みや炎症がやわらぎます。
お湯の中で指を軽く動かすだけでも、緊張していた皮膚がゆるみやすくなります。
温めた後はしっかり乾かして、清潔を保ちましょう。
3. 爪の端を無理に切らない
「痛い部分を切れば楽になるかも」と思っても、自己流で爪を切るのは危険です。
肉に食い込んでいる爪を途中で切ると、さらに巻き込みが強くなり、
感染(炎症や化膿)を起こすリスクもあります。
どうしても我慢できない時は、
- コットンを極少量、爪と皮膚の間に優しく挟む(隙間をつくる)
- テープで軽く指先を引き上げ、圧迫を減らす
という方法もあります。
ただし、痛みが強い時・膿が出ている時は自己処理をやめ、早めに専門ケアを受けましょう。
4. 靴の見直しも“応急処置”のひとつ
痛みを感じている時は、靴選びも大切なポイント。
できるだけ
- つま先が広い(指が自由に動く)
- クッション性がある
- ヒールが低い
靴に変えるだけで、痛みの軽減につながります。
5. すぐにできる“保護テープ”の使い方
市販の巻き爪用保護テープや皮膚保護パッドを貼ることで、
爪が皮膚に食い込むのを一時的に防ぐことができます。
テープは入浴後、清潔な状態で貼るのがコツです。
貼るときは爪の端を少し持ち上げるようにサポートするイメージで。

6. 痛みが続くときは「早めの専門ケア」を
巻き爪は放置して治ることはありません。
痛みが強い、膿がある、歩くのがつらい場合は
フットケアサロンや皮膚科など、専門ケアを受けることが必要です。
早めの対応が、痛みの再発や変形を防ぐ一番の近道です。
まとめ
“すぐできるケア”で悪化を防ごう
巻き爪が痛い時の応急ケアは、あくまで「一時しのぎ」。
でも、正しい方法で行えば、
- 痛みをやわらげる
- 炎症の悪化を防ぐ
- 専門ケアまでのつなぎになる
という大きな効果があります。
足の小さな痛みも、放っておくと歩き方や姿勢に影響します。
「少し変だな」と思ったときこそ、足と向き合うタイミングです🦶
ぜひ迷わず皮膚科や専門サロンにご相談してくださいね

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