「靴を履くと指先がズキッと痛む」「爪の端が皮膚に食い込んで赤く腫れている」
そんな“巻き爪”の痛みを我慢していませんか?

最初は小さな違和感でも、放っておくと歩くたびに痛みが強くなったり、爪の形が変わってしまうこともあります。
今回は、巻き爪でよくあるお悩みと、その原因・対処法についてお話しします。
① 靴を履くとズキズキ痛む
巻き爪の初期によく見られる症状です。
「靴を履くと親指の横がズキッとする」「長く歩くとジンジン痛む」
つま先の狭い靴やサイズの合わない靴で圧迫されると痛みを伴います。
② 素足で歩いてもチクチク痛い
「靴を脱いでも痛い」「布団が当たるだけで痛む」
この段階になると、爪の食い込みが深くなっている可能性があります。
軽い刺激でも神経が反応して、ズキズキ・チクチクとした痛みを感じやすくなります。
③ 爪の周りが赤く腫れ、触れると痛い
爪の周囲の皮膚が炎症を起こし、
「押すと痛い」「赤く腫れて熱を持っている」といった状態になることも。
放置すると化膿し、歩行が難しくなるケースもあります。
④ 歩くたびに痛みが走る・体重をかけられない
痛みを避けて足をかばううちに、姿勢や歩き方が崩れ、
膝や腰に負担がかかることもあります。

巻き爪の痛みは、実は「全身のバランス」にも影響を与えるトラブルです。
⑤ 爪を切るときに痛い
「爪を切るときに引っかかって痛い」「爪切りが怖い」
すでに爪の形が巻いている場合、通常の爪切りでは端まで切れず、
無理に切ると皮膚を傷つけて悪化することがあります。
私が担当しているサロンでも巻き爪でお悩みのお客様が多いです。 女性だけと思われがちですが男性も非常に多く、時には小学生の方もいます。
まとめ
巻き爪の痛みが強いときや、赤み・腫れがある場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
感染や炎症が広がる前に、適切な処置を受けることが大切です。
小さな違和感を放置せず、足の健康を守っていきましょう。